
■大阪府伝統工芸士 松田有利子氏について
幼少期より先代である父に師事、先代亡き後、山月工房と「和泉蜻蛉玉®」の伝統技術を継承し、唯一の伝統を残すべく日々奮闘、国宝の復元や
多くの文化財の修復に携わっています。
令和7年サントリー 山崎蒸溜所貯蔵梅酒 「EXTRA BLEND 2025 Osaka Origin Edition」とコラボ、また、被災地支援に「和泉蜻蛉玉®」を提供し被災者の心に寄り添う活動にも参加しています。
■山月工房について
和泉国(現在の堺市以南)では古くよりガラス玉が作られ「泉州玉」「さかとんぼ」と呼ばれ有名でした。明治初期には、製造技術が確立され池上村(現在の和泉市付近)は、ガラスの製造地として発展。
昭和になり、その技術・技法を受け継ぐガラス玉専業職人は山月工房の先代、故小溝時春ただ一人となり、山月工房では泉州地方独自の技法で製造した様々なガラス玉を「和泉蜻蛉玉®」と名付け歴史保存活動をはじめました。現在は、先代の長女、松田有利子が後継者となり「和泉蜻蛉玉®」の製造をはじめ国宝のガラス玉復元作業・国宝ガラス研究・和泉の国で育まれてきたガラス研究に着手しています。