その取り組みの一環としてホテルからでたプラスチックゴミ、海にすてられた廃棄物を回収し、異なる素材のプラスチックから板材を成形できる株式会社REMALEのマテリアルリサイクルの技術により、5施設で共通の板材を製造しました。クロスホテル3館、クロスライフ2館も5館共同で行うプロジェクト「CROSS for the BLUE」として、それぞれの施設の特徴にあったアート性の高い一点物の時計を制作し、各施設のパブリックスペースに展示いたします。
本企画はSDGs17の目標の一つである「海の豊かさを守ろう」をテーマとしており、オリックス・ホテルマネジメント株式会社が運営する京都水族館、すみだ水族館の協力を得て廃棄物回収を行いました。
(各施設で回収コーナーを設置:写真はクロスホテル札幌)
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つなぐはぐくむツーリズムプロジェクト
「CROSS for the BLUE」
ホテル5館共同で集めた約51キロの廃プラスチックから
一点物のアップサイクル時計を制作・展示
100年後も旅が楽しめる未来のために、オリックスグループで取り組むSDGsプロジェクト
オリックス・ホテルマネジメント株式会社が取り組むサステナビリティの一環として使用済みアメニティ、不要プラスチックなどを活用したアップサイクル時計が完成いたしました。
オリックス・ホテルマネジメント株式会社では、サステナビリティ活動の重要項目のひとつとして地域共生を掲げ地域の企業や自治体との連携、オリックスグループのリソースを活用するなど、新たな観光資源の発掘・創出を多数行ってまいりました。
2024年度より100年後も旅が楽しめる未来のために、今私たちにできるサステナブルな観光に繋がるアクションとして「つなぐはぐくむツーリズムプロジェクト」をスタートしました。
オリックス・ホテルマネジメント株式会社はこれからも”多彩な心地よさを感じていただけるサービス”を大切にしながら、サステナビリティに取り組んでまいります。
アップサイクル時計について
ホテルで出る大量のプラスチックゴミを活用し、さらに海に関するゴミをあわせ、アップサイクル時計を完成させました。
素材となったゴミ
■ すみだ水族館、京都水族館 5.1キロ
グループ施設の2水族館より、小笠原諸島でのビーチクリーン活動で回収した海洋ゴミ、子供たちへの啓蒙活動から発生したプラスチックゴミを回収しました。
■ 使用済みヘアブラシ 7キロ ペットボトルキャップ 1キロ
2024年3月15日~4月30日の間に施設内に回収ボックスを設置し、お客さまご自身で使用済みヘアブラシ、ペットボトルキャップを回収ボックスに入れていただきました。
■ 施設で不要になったプラスチックゴミ 38キロ
不要になった客室備品やイベントで使用後の備品などを活用しました。
各施設のアップサイクル時計
クロスホテル札幌(右上) バックウォールにあわせた赤をアクセントにした壁掛け時計を2Fロビーへ設置
クロスホテル大阪(左上) インテリアにも多く使われている赤の針の置時計をコンシェルジュデスクに設置
クロスホテル京都(中央右) 木材を多く使っているインテリアに合わせ木製の針を使用した置時計をロビーに設置
クロスライフ博多柳橋(中央左) ナチュラルかつ柔らかなロビー空間になじむよう、ラウンド型に木目調の針を使用
クロスライフ博多天神(下) ブランドカラーのイエローがアクセントに、表面に凹凸を施し、陰影を表現
地域の観光や施設での滞在を通して、「サステナブルな観光」に繋がるアクションを楽しみながら体験できるプロジェクトです。
体験は「つなぐはぐくむツーリズム」キャンペーンとして、キャンペーン期間中にオリックス・ホテルマネジメント(株)が運営する全国22か所の施設で
宿泊プランやお食事、展示など様々な形で開催されます。
2024年はSDGsの一つである「海の豊かさを守ろう」をテーマにした5つの体験を展開しています。